知財 商標 ブランディング マーケティング【知財を語るのにブランディング、マーケティングは外せません】

どうされましたか

マーケティングって何。ブランディングって何。

こんにちは。大賀信幸です。すべては観察から始まる。

知財の中でマーケティング、ブランディングという言葉あります。どうも外国語っぽいので日本語でお話します。知財との関係などを伝えられたら良いなぁと思います。 

知財 商標 マーケティング ブランディング

どうやら広告の用語のようです。解釈はいろいろあるように思います。僕の解釈で話します。というても僕は専門教育を受けてません。しかし世の中何が専門なのかも分かりません。専門家がいつも正しいとは思いませんし間違ってるとも思いません。

マーケティング

僕の解釈では市場調査です。ここに僕は観察を入れます。何を観察するかって。それはその市場調査をする目的によります。例えば僕、今事業しています。事業は職業の一種ですね。普通ま、誰でも職業を持ちます。誰でも将来どんな職業に就こうかと思案します。僕も思案しました。ええかっこしいではなく、聖人君子ではなく。僕が事業をしているのもこの市場調査の結果なのです。つまり僕は僕の将来の職業を選ぶ為に市場調査しました。調査の方法は僕の場合でしたら観察です。

きっかけ

公立中学の1年生の2学期の話です。英語の教科書に郵便集配人とパイロットが出てきました。2人友達との想定でした。僕あり得ないと感じました。環境と年収が違い過ぎる。この教科書嘘書いてあると思いました。ここから僕は僕の将来の職業を意識しました。僕郵便集配人なりたくない。何だか町内会を廻ってる印象があるから。年収もそんなに多くはなさそうです。理由は割と誰でもできそうな仕事に見受けられたから。パイロットは何だか怖い感じがしました。毎日空の上やし。ハイジャックや墜落の危険もあるし。パイロットというても運転手やし。運転手がどうこうではなく、せっかく今から職業を選ぶなら運転手が運転している自動車なり船なり飛行機のリアシートに乗りたい。手紙や客を運ぶ仕事も尊いけれども今から職業を選ぶのなら、その運ばれる側の客になりたいと思いました。

ここから僕の市場調査の始まりです。なんせ中学1年生ですから職業というてもその本質はまったく分かりません。せいぜい学校の先生と自分の親父さんぐらいの職業なら何とか想像つきます。しかし世の中いろいろな職業あります。僕下町育ちですので商店街がありました。八百屋さん、魚屋さん、豆腐屋さん、洗濯屋さん。これらは何となく何をしているか分かります。大工さん、左官屋さん、ペンキ屋さん分かりやすいです。これが建築屋さんになるとちょっと分かりにくい。不動産屋さんになるともっと分かりにくい。大工さんと建築屋さんとの違いはなにか。不動産屋さんと建築屋さんとの違いはなにか。それに比べて学校の先生は毛色が違うなぁ。お医者さんって賢そうな人やなぁ。しかしいつも近所のお医者さんは酒ばかり呑んでるなぁ。こんな感じで観察してたのですが、僕の将来の職業にはたどりつきません。絞り切れないのです。で、見方をかえました。具体的に何をしているかではなく、具体的にどんな生活をしているかに焦点を切り替えました。僕男の子ですから素敵な女性を連れている人はどんな職業をしているのか。かっこいい車に乗っている人はどんな職業を選択しているのか。大きな家に住んでいる人は何をしている人なのか。観察しまくりました。しかし結果は見えません。数年かかりで市場調査をした結果、結論が出ました。どうやら職業によって生活に差異はない。どの職業でも豊かな人もいるし豊かでない人もいる。では豊な人と豊でない人の違いは何かとまた観察しました。答え出ました。ボスとボスでない人の差が一番厳しい。つまりどの職業でもボスになれば豊かな人が多い。僕ボスになることを職業としました。

ブランディング

マーケティングの結果、僕ボスになることを職業としました。しかし僕ボスです言うても誰にも相手にされません。有名なボスの本読みました。田中角栄、松下幸之助、本田宗一郎。みなすごいボスですが凄すぎて僕が真似をできません。困ったなぁ。あるとき、ボスと言えばボス猿と思いました。天王寺動物園通いました。猿山観察しました。僕素人ですから最初はボス猿分かりません。通ってるうちにボスではなく子猿分かります。動きがリスのようです。明らかにボスではない。とするなら子猿の反対の動きをしてる猿。大きくてゆったり動く。いつもメス猿はべらしている。いましたボス猿。僕これ真似しました。これなら真似できます。動きをゆっくりするだけです。人間ですからしゃべり方をゆっくりするだけです。これだけで廻りは僕をボスと認め始めました。

知財との関係

整理するとマーケティングつまり市場調査によって求めているものを探す。次はその求めているものを具現化する。これがブランディング。上記の例でしたらボス猿ですがボス猿は知財にはなりません。しかしこのボス猿は普通名詞ですがこれを固有名詞にしていかにも値打ちがあるように見せるとどうでしょう。例えばシャネル。古い話ですが新聞記者がマリリンモンローに何を着てベッドに入ってるか聞いた。するとマリリンモンローはシャネルの5番と言うた。有名な話ですね。皆はネグリジェとか絹のパジャマを想像していたのでしょう。それがシャネルの5番って何。よく調べたら香水。こころ掴まれますね。これでシャネルは一躍有名になりブランドとなりました。この場合のシャネルは商標ですね。一番権利がある知財と僕は思います。なぜなら特許は出願から20年でその権利が失せます。商標は権利者の意思で無限の命があります。

で、どうなるの

マーケティングの目的はマーケティングをする人による。市場調査により他と差異を付けるのがブランディングのようにも思う。ブランディングは第三者からどう見えるかを具現化する方策のように思う。このブランディングの過程でブランド名を商標化すると最強の武器になる。

で、どうしたの

職業を選ぶ場合には使えませんでしたが、僕はブランディングする度にブランド名を商標化しています。具体的には他のブログを読んでみてください。

で、どうするの

何か他と差異を付けたいならまず市場調査をすること。そしてその結果他とどの部分で差異を付けるかを見つける。そしてその差異がブランディング。つまり差異に値する言葉を商標化する。これが最強の知財になりえる。

まとめ

マーケティングの結果ブランディングしてそれを商標化など知財にする。ビジネスには最強の武器になり得る。

内部リンク 具体例

内部リンク 弁理士山本英彦