知財 商標 マーケティング ブランディング 【名産品 青森県 残念です。せっかく1位取ってるのに】

どうされましたか

商標の具体例を知りたい。

こんにちは。大賀信幸です。すべては観察から始まる。

知財の中で商標を解説します。47都道府県の名産品です。

知財 商標 マーケティング ブランディング 名産品 青森県

古い話ですが。国鉄時代に周遊券とか言うのありました。一定額支払えば国鉄乗り放題。確か期間が決まっていたとは思いますが。今では青春18きっぷですか。これで友達3名誘いまして大阪から列車の旅に出ました。

僕スキー出来ないので雪が本格的に積もった雪見たことなかったのです。で、友達に僕雪見たいと言いました。するとですね。バスケットが得意なヤツいまして、ガキの頃は鉄道の時刻表オタクであったと告白しました。

まさか今のバスケ君とはイメージが違い過ぎるので想像出来なかったですけれども。バスケ君曰く、それなら周遊券やで。列車の予約は任せないさいと言うではありませんか。

集合の日時を決めました。すぐに決まる処が皆さすがです。で、国鉄乗り継いで東北に真冬に雪見にいきました。列車で北に上るとですね。どこかの映画のシーンみたいに窓から雪見える。夜になるとですね当たり前ですが、暗くって雪景色。で、真っ黒になりました。

金がなかったものですから周遊券だけ買ってホテル取らず。宿取らず。で、野宿することにしてたのですが、東北の寒さなめていました。寒すぎて凍死しそうでした。大阪ではまず凍死はしません。

時刻表オタクのバスケ君がですね。任せておけと言う。何を任せておくのか。宿代わりの列車探すと言う。青森駅で野宿予定が寒すぎて凍死しそう。

目的地は青森ですから青森でいろいろ探索する予定。しかし野宿する処がない。バスケ君時刻表を駆使してですね。青森駅発の列車で盛岡まで行く。そこで30分ぐらい夜中に雪の積もるホームで待つ。

ホームは寒すぎるので毎日ホームに雪だるま作ってました。再度青森駅まで引き返す。朝になる。野宿成功。つまり列車の中で眠れるとのこと。このアイディアに感動して5日間、毎日盛岡まで往復しました。

青森の特産品

ネットで調べました。調べるまでもなく、青森と言えばりんごですが。

  1. 位 青森のうまいものバコ
  2. 位 ひばの雫
  3. 位 むつ湾産活ほたて

次に商標調べました。

これがま、もったいない。1位2位3位全部が商標登録されていません。

商品名でもネットで調べてみました。

1位の青森うまいものバコ

自社サイトでの販売がありました。後は、数件のECサイトでの販売。

大手の楽天やamazonでは見当たりませんでした。表記が青森うまいものバコがアオモリウマイモノバコとか複数の表現がありました。

2位のひばの雫

これも楽天、ヤフーショッピングで見つけました。販売促進されてますね。amazonではありませんでした。北海道の1位の白いさとうきびの雪の妖精と同じ手法でした。つまり、ひばの雫で検索してもamazonでは同じ商品は出てきません。

しかし似たような商品は表示されます。ひばの雫は商標登録されたないのです。似たような名前で検索されたときを想定してamazonの販売サイトでは検索ワードに入れてるのでしょうね。

3位のむつ湾産活ほたて

普通名詞過ぎるので商標出願しても商標になるのか否かは僕分かりません。この名前でネット調べると完全一致は2つ。

僕が最初に見つけたサイトとamazonです。ひょっとして僕がamazonで見つけた同名の商品は偶然同名になったといえるかもしれません。それぐらい普通名詞化してる名前です。

で、どうなるの

消費者に評価されて名産品1位、2位、3位を取っている。しかしなんだかもったいない感じです。1位、2位、3位すべてに商標登録していない。ぜひ商標登録してもらいたいです。

で、どうしたの

僕は事業をしている身であって決して評論家やコンサルタントではありません。他社がされていることに感動することはあったとしても評価する立場でもありません。

これを断った上での発言です。1位の青森うまいものバコですが、表記が複数あります。アオモリウマイモノバコ、アオモリバコ。これがもったいなく思うのです。名前を統一して表記も統一して消費者にあれ、と分かるようにするのが善手ではないのかと思うのです。

で、どうするの

特産品や名産品は普通名詞化されている商品や産物が多いと思います。青森はりんごですものね。しかしりんごはりんごの区分では商標にはなりません。

りんごをappleみたいに会社名にするのは商標になりますが。これからは特産品と名産品と各種催事とかで告知活動をする場合は特に名前には意識を向ける必要があるように感じます。

まとめ

商標を意識されない商品ってまだまだあるのを発見しました。逆に言うと今から商品を開発や販売する人たちにはチャンスですね。商標を意識して商品開発商品促進をすれば良いのですから。

内部リンク 全国47都道府県名産品