知財 商標 マーケティング ブランディング 【富山県】

こんにちは。大賀信幸です。すべては観察から始まる。

知財の中で商標を解説します。ビジネスに応用できればと日々考えています。今回は富山県です。

知財 商標 マーケティング ブランディング 名産品 富山県

知り合いが富山県に住むことになって、年に数度は伺います。駅前から路面電車が通っていて、目の前は海。後ろの立山です。その奥が黒部ダム。

僕大阪住みですけれども、大阪も前が海で後ろは山です。この山は生駒山。迫力が違います。立山はいつも頭に雪載せてる感じです。それと高くて幅が広いです。

この富山に行くのはいつもJR大阪駅からサンダーバードです。数年前までは北陸新幹線なかったのでこのサンダーバードで大阪駅から富山駅まで直通でした。

北陸新幹線できてから、少々不便になりました。なぜなら、サンダーバードは金沢で終わりです。金沢から北陸新幹線に乗り換えて富山です。

富山といえばホタルイカです。普通に海岸から網ですくえます。しかし地元の人はこれを食べません。なぜなら、海岸ですくったホタルイカは砂でじゃりじゃりですから。

で、どうなるの

今回は富山の名産品を調べる過程で誰でもしっているマス寿司を取り上げます。当然、鱒寿司ですから誰でも知っています。僕でも知っていました。大阪駅からサンダーバードに乗る時に駅のホームに弁当コーナーがあって、ホームで鱒寿司販売しています。

ネットで調べると、この鱒寿司という名前で区別化しているのではなく、○○屋の鱒寿司として区別化しています。

とするなら、この○○屋の部分が商標であるのか否かは相当重要と思います。なぜなら、○○屋としか表記上では区別化できないからです。

屋号と商標を調べました

  1. 青山総本舗    商標登録されていません
  2. 元祖せきの屋   商標登録されていません
  3. 扇一ます寿し本舗 商標登録されていません
  4. ますのすし本舗源 商標登録されています。
  5. 鱒の寿しまつ川  商標登録されていません

で、どうしたの

上記5つの屋号の内商標登録されていたのは一つだけでした。屋号や会社名は登録しやすいと思うのですが、何だか危ない感じがしました。

実際には今回の5社は相当有名ですから、今から第三者が商標登録しようとしても商標登録にならないとは思います。

しかし、この有名になる途上ではどうでしょう。商標登録される可能性があります。

僕なら適当な屋号で先ずは販売する前や広告を打つ前に商標登録します。ここで適当なと記載したのは、逆に言えば商標登録出来ない屋号では鱒寿しの販売も広告も打ちません。なぜならそれらはいずれ徒労になる可能性があるからです。

お金を掛けて広告展開したとします。鱒寿司も材料を吟味して試作を重ねて満足な製品が完成したとします。販売する為に、例えばJR富山駅構内の場所を確保してブランディングして販売したとします。

で、客が付いてそれなりに人気商品の鱒寿司完成です。しかしもし肝心の商標登録がされてないとするなら、このブランディングは成功とは言わないのではないかと思うのです。

なぜなら、この同名のブランド名で、商標登録を第三者がするとせっかく手間暇かけてお金も掛けた商品が自身のブランドでは販売できなくなるからです。

で、どうするの

今回は富山の名産の鱒寿司を取り上げました。鱒寿司の表現方法は、

  • 鱒寿司
  • 鱒寿し
  • ます寿し
  • 鱒の寿司
  • マスのスシ
  • ますのすし

これらを統一化して、ブランドにすべきだと思いました。そして、鱒寿司は普通名詞化しているので今からは商標登録できません。

ゆえに、

  • この鱒寿司をどこの誰が販売しているのか
  • どこの誰が製造しているのか
  • どこの港で水揚げされた鱒を使っているのか
  • 富山の鱒をどのような工程で味付けをしているのか

これらのどのような部分とか、どこの誰がの部分が商標になるように思います。まずは、これらの商品を製造販売するのであれば、どこの誰がを意識して商標登録してから製造販売するのが最善手だと思います。同時に広告を打つ場合も商標登録を優先するべきです。

まとめ

富山県での名産品は数多くありました。例えば日本酒や魚介類。有名なのはホタルイカでしょう。

その中で今回は鱒寿司を取り上げました。鱒寿司は普通名詞化していますので今から商標登録は出来ません。ゆえに他の鱒寿司と区別化するためには、○○屋の鱒寿司とでも表現するしかないように思います。

この○○屋の部分が商標登録されていれば完璧なのですが、現状は5種類の鱒寿司を調べた結果、商標登録されていたのは1つだけでした。他の4つの鱒寿司の屋号は商標登録されていませんでした。

現実問題として、今回あげた5社の屋号は相当有名です。その内1社は商標登録されていました。よって今から第三者がこの商標登録されていない4社の同名の屋号で商標登録しようとしてもおそらく商標登録にはならないと思います。

この有名か否かも微妙な処で、有名になる途上では第三者に商標登録される可能性があります。

これらを防ぐのには今すぐに○○屋の部分、つまり他の鱒寿司との差異の部分で商標登録するのが最善手です。商標登録をすると、商標は更新し続けると無限に権利を維持できます。

これに比べて同じ知財でも特許は権利を維持出来る期間には上限があります。知財の中で商標は最高にして最大の権利だと僕は思います。

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