こんにちは。大賀信幸です。すべては観察から始まる。
知財の中で特許を解説します。
知財 特許出願状況 2021年4月現在
株式会社知財事業研究所
設立2020年5月
代表取締役 大賀信幸
取 締 役 山本英彦 弁理士
事業構想
2019年に事業構想をまとめました。株式会社知財事業研究所は、知財を事業化するための研究所です。日々の仕事は知財の発案、出願、登録、告知、事業化などを研究しています。
- 2019年06月03日出願 エスカレーターシステム
- 2020年08月22日出願 建築構造物 木軸ラーメン工法 登録済
- 2020年12月30日出願 空調システム
- 2021年01月06日出願 建築構造物 木軸ラーメン工法その2
- 2021年02月01日出願 シート部材
- 2021年02月27日出願 蓄電池システム
- 2021年03月31日出願 道路、舗装工法
で、どうなるの
特許出願の具体的な構想などを記載します。
1. 2019年06月03日出願 エスカレーターシステム
どこの駅にでもあるエスカレーターステップ。日本には1970年の大阪科学万博の時に輸入されたようです。
エスカレーターでは、エスカレーターに乗るときには、エスカレーターの上では歩いたり走ったりしてはいけないのが世界的なルールです。
しかし現実には、大阪では右側が止まりで左側を歩いたり走ったりしている人たちがいます。これが東京に行くとどういう訳か左側が止まりで右側を歩いたり走ったりしている人たちがいます。
僕は外国にも行きます。外国では大阪と同じように右側が止まりで左側が歩いたり走ったりしている人います。
ルールでは日本も外国も大阪も東京もエスカレーター上では歩いたり走ったりしてはいけないのですが、現実は歩いたり走ったりしています。
これを統一できないかと研究し特許出願しました。もし統一出来れば世界中が同じルールでエスカレーターを使用運営することになります。
効果としては、安全にエスカレーターを使用運営できます。事故が減ります。保険料が安くなります。ユニバーサルデザインに対応できます。東京オリンピックに間に合えば良いのですが。東京オリンピックが間に合わなければ大阪万博に焦点を当てます。2025年ですからね。大阪発で世界にエスカレーターのルールが広がれば良いなぁと考えています。
2. 2020年08月22日出願 建築構造物 木軸ラーメン工法 登録済
木造では大空間が構築できないのが欠点でした。木軸ラーメン工法を研究し特許出願しました。
鉄骨造や鉄筋コンクリート造のように木造での大空間を構成することが可能になりました。2020年中に特許登録できました。事業化に向けて研究しています。
3. 2020年12月30日出願 空調システム
香港に行きました。日本でも都心部はタワービルが乱立しています。しかし香港では乱立どころではなく、殆どの建築物がタワービルです。
ここで違和感があったのが空調システムです。屋外機が不要に感じました。日本に目を向けましてもタワービルではなく普通の住宅でも空調システムの屋外機が不要に感じました。
屋外機がない空調システムを研究し特許出願しました。
4. 2021年01月06日出願 建築構造物 木軸ラーメン工法その2
木軸ラーメン工法は特許出願、特許登録済なのですが、金物の部分の研究成果を特許出願しました。
5. 2021年02月01日出願 シート部材
建築物を構成する部材は、基礎、柱、梁、壁、床、屋根です。この中で壁に関しましては、耐力壁と非耐力壁があります。これらを既存の技術として、新規技術を研究しました。
耐力壁を研究した結果、シート状の構造部材に到達しました。シート状の耐力壁を特許出願しました。
6. 2021年02月27日出願 蓄電池システム
身近なものでは、スマートフォンや携帯電話の蓄電池があります。少し大きなものでは、電動自動車の蓄電池があります。大きなものでは、家庭用の蓄電池があります。もっと大きなものでは工業用の蓄電池の需要もあります。
この蓄電池のエネルギー交換の技術を研究し、特許出願しました。
7. 2021年03月31日出願 道路、舗装工法
道路をみればその国の経済状況が分かるような感じがします。綺麗な道路の国は経済も発展しています。国や都道府県の経済状況だけではなく、道路のメンテナンス状況を研究しました。研究成果を特許出願しました。
で、どうしたの
株式会社知財事業研究所では、2020年12月より毎月1件の特許出願すると決めています。現時点では、計7つの特許出願をしました。そのうち、1件が特許登録になりました。
株式会社知財事業研究所では、2022年までの特許出願をする研究テーマが決まっています。1年先の特許出願テーマを持っています。
で、どうするの
株式会社知財事業研究所では、知財を事業にする為の研究をしています。しかし一番難しいのは研究ではなく、外部への提案であると感じます。外部への提案も私達の研究テーマです。
まとめ
株式会社知財事業研究所では、特許や商標を登録するのが目的ではありません。
世の中の事象の特許や商標を研究し、特許出願や商標出願します。そしてそれらの事業化を研究することが目的です。知財を事業化する企業に対して知財や事業の提案をしています。