こんにちは。大賀信幸です。すべては観察から始まる。
知財の中で商標を解説します。ビジネスに応用できればと日々考えています。今回は山口県です。
知財 商標 マーケティング ブランディング 名産品 山口県
山口県といえば防府天満宮です。
高校受験したのですが、ありがたいことに従兄弟がここの合格祈願のお守りを僕にプレゼントしてくれました。従兄弟は旅行の途中でわざわざ購入してくれたとのこと。
合格しました。お守りのことをその頃調べるとお礼参りをせねばならぬと何かに書いてありました。親父をさそって新幹線に乗って山口県までお礼参りのためだけに伺いました。ときが過ぎて同じ場所に訪問したのです。イメージはそのままで感激したことを覚えています。
山口県は瓦蕎麦は有名です。下関ふぐも有名です。
山口県の地域団体商標を調べてみました。
で、どうなるの
10件ありました。
山口/果実
- 長門ゆずきち(ながとゆずきち)商標登録第5088770号
- 厚保くり(あつくり)商標登録第5109216号
山口/食肉・牛・鶏
- 長州黒かしわ(ちょうしゅうくろかしわ)商標登録第6081561号
- 長州地どり(ちょうしゅうじどり)商標登録第6122697号
山口/水産食品
- 下関ふく(しものせきふく)商標登録第5174640号
山口/加工食品
- 下関うに(しものせきうに)商標登録第5029897号
- 北浦うに(きたうらうに)商標登録第5029898号
山口/工芸品・かばん・器・雑貨
- 赤間硯(あかますずり)商標登録第5883823号
山口/温泉
- 長門湯本温泉(ながとゆもとおんせん)商標登録第5224250号
- 湯田温泉(ゆだおんせん)商標登録第6127910号
で、どうしたの
僕が知っているのは下関ふくだけでした。それも下関ふぐではなく、ふく。一般名ではふぐであるということは、地域団体商標も下関ふぐであるべできではないのかなぁなんて思いました。
なぜなら、ネットで検索をかけて下関ふぐとしては、下関ふくは引っかからないかも知れないからです。
で、どうするの
上記の防府天満宮ではないですが、山口県には有名な処は多く存在します。地域団体商標ではこららの有名な地名や地域を商標に活かすことが出来るのではないかと感じました。
まとめ
山口県での地域団体商標はあまり機能していないのではないかなんて思いました。なぜなら、知っている地域団体商標が少ないからです。観光名所や美味しい食材も多くあるのに残念な感じがしました。逆にいうとチャンスはまだまだ転がっていますね。