こんにちは。大賀信幸です。すべては観察から始まる。
知財の中で商標を解説します。ビジネスに応用できればと日々考えています。今回は島根県です。
知財 商標 マーケティング ブランディング 名産品 島根県
出雲大社は何だか歴史が違うみたいな印象があります。大阪、奈良、京都の神社仏閣を見慣れているせいか何だか別物のような感じがします。実際はどうなんでしょうね。
神社にお参りするには作法があるようです。
まずは、手酌で清めます
- 右手で水をくみ左手を清める
- 左手に持ち替え右手を清める
- 柄杓を再度右手に持ち、左手で水を受けて口をすすぐ。
- 再度、左手を清め、ひしゃくを立てて柄を清める
次に参拝の作法です
一般的な神社での二礼二拍手一礼ではなく、二礼4拍手一礼です。
- 二度拝礼をする
- 四度拍手をする
- 一度礼をする
島根県の地域団体商標を調べました。数が少ないです。
で、どうなるの
10 件ありました。
島根/果実
多伎いちじく(たきいちじく)商標登録第5324840号
島根/食肉・牛・鶏
石見和牛肉(いわみわぎゅうにく)商標登録第5531946号
隠岐牛(おきぎゅう)商標登録第5788370号
しまね和牛(しまねわぎゅう)商標登録第6100265号
奥出雲和牛(おくいずもわぎゅう)商標登録第6306802号
島根/工芸品・かばん・器・雑貨
石州和紙(せきしゅうわし)商標登録第6041313号
島根/焼物・瓦
石州瓦(せきしゅうかわら)商標登録第5030596号
島根/温泉
玉造温泉(たまつくりおんせん)商標登録第5137683号
玉造温泉(たまつくりおんせん)商標登録第5941441号
松江しんじ湖温泉(まつえしんじこおんせん)商標登録第6036739号
で、どうしたの
せっかく、出雲大社という日本有数のブランドがあるのに、地域団体商標では表現されていませんでした。なんだか勿体ない感じがしました。
気になったので、出雲の商標を調べてみました。出雲そばが出願されていました。昭和30年に出願されていました。この時代にも、ブランドの重要さに気が付いていた出雲のビジネスマンがいたのでしょうね。頼もしい感じがします。出雲そばは個人名で商標登録されていました。
出雲退社の出雲は地名でもあります。実際には出雲市が存在します。ゆえに、地域団体商標の条件には合致しています。
出雲の下にどのような言葉を持ってくるかでしょう。
他に特産品や名産品を調べてみました。しじみがありました。いっそのこと、出雲しじみで地域団体商標は取れそうですね。
島根県はまだまだ、地域団体商標の隙間がたくさんあるような印象を持ちました。
で、どうするの
僕なら、絶対出雲を接頭語として、下の名詞を探してみます。先に記載しました、しじみなんかが有力とは思います。
他に島根県の名産品を調べてみました。
- しじみ
- しじみ佃煮
- そば
- のどぐろ
- あご 飛び魚
- 干し物
- あかてん
- 米
- ぶどう
- 板わかめ
- 海苔
- ポーク
- メロン
- 和牛
- 梨
ざっと調べるだけでも15品ありました。
それぞれの単語の頭に出雲をつけるだけで地域団体商標になりえます。ただし、上記3の出雲そばは、昭和30年に個人名で商標登録されていることは、先に記載しました。
まとめ
島根県は地域団体商標も少なく、まだまだ地域団体商標の隙間はあるように思います。上記した、15名産品の内、3番を除く残り14品は地域団体商標の候補になると思います。
出雲大社という日本を代表するような超超有名ブランドが存在するのに、生かされていない印象はぬぐえません。