知財 商標【ドメイン 最近はドメイン名を商品名にしている、ドメイン名を会社名にしている事例があります。素晴らしい】

どうされましたか

知財の中で商標とドメイン名を知りたい。

こんにちは。大賀信幸です。すべては観察から始まる。

知財の中で商標とドメイン名を解説します。ドメインも商標も先に手を打つべきですよ。

知財 商標 ドメイン

sony.comとかsony.jpとかドメイン名を入れるとその会社のwebページに飛んでいきます。今調べましたが、sony.comとsony.jpは商標登録されていません。ドメイン後半の.comや.jpを外してその前、この場合でしたらsonyの部分が商標ならこれで権利を主張できるとの判例が出ているようですね。

SONYが出来たころはまさかインターネットがこれほど社会の中心になるとは想像もしていなかったでしょう。

そもそも例えば.comドメインってホントここ30数年ぐらいですからね

1985年3月15日です。

今は商品名とドメイン名が一致しているとか。会社名とドメインが一致しているとか。有名な処では、価格.com お名前.com とかね。これらは商品と言うよりサービス名に近い尚且会社名及びドメインです。当然これらのドメインは商標登録されています。

見た目という意味では、普通ドメインは英数字の小文字で表記されます。

違和感があったのは例えばIBMです

通り名や会社名で日本でも普通にIBMで通っていました。それがドメインの表記ではibm.comとなります。この小文字の映像感では大文字のIBMはイメージしにくいでしょうね。

ここらへんから例えばパナソニックの英語表記はpanasonicまたはPanasonicとなりました。パナソニックのwebページをみてもPanasonicとの表示としています。これならドメインにしても見た感じの違和感は少なくなりますね。

日本では何を言うてもJRでしょう

旧国鉄です。バブル経済のときに華々しく民営化されました。シンデレラエキスプレスのテレビコマーシャルも一世を風靡していました。こまかなことはさておいて例えば、JR東日本はjrwest.co.jp。JR西日本はjreast.co.jpと表記されています。

これらもjrwestやjreastでの商標登録はありますが

jrwest.co.jpやjreast.co.jpの商標登録はありません。また普段の表記が大文字のJRに対してドメイン表示が小文字のjrも違和感があります。

で、どうなるの

ドメインはまだ30数年の歴史しかありません。ドメインは主に会社名や商品名の後に.comや.co.jpなどが付いている場合があります。この場合は会社名や商品名で既に商標登録はなされている場合が多いように見受けれれます。しかしドメインでの商標登録はされていない場合が多い。可能であればドメインでも商標登録するべきでしょうね。

で、どうしたの

僕の場合は会社名や商品名のロゴを考える場合は将来ドメインになることを想定して必ず小文字でいろいろ模索してみます。例えばロゴにする場合でも小文字で見た目が耐えうるロゴになるようにしています。

株式会社住まい壱番館と株式会社ワークス・ワン。

例えば、sumai-one.comとかworks-one.comとか。これらは僕が代表職をしている会社です。

株式会社住まい壱番館

読んで字のごとく何だか住まいに関することをしている会社のイメージでしょう。そうなんですよね。戸建ての分譲事業をしています。住まいのことなら何でも聞いてください的な感じの会社名にしています。そしてしていることは正に住まいに関する専門的な仕事です。で、ドメインはsumai-one.comにしました。

株式会社ワークス・ワン

建築の設計をしている会社です。外国人の人材を扱っている会社です。保険代理店でもあります。不動産投資をしている会社でもあります。太陽光発電しています。

創業してもう20年を超えますが創業時にいろいろなことが出来る会社にしたいなぁと僕思いました。別に何屋さんになる訳でもない。魚屋さんとか八百屋さんとか。魚屋さんなら〇〇鮮魚店とかね。八百屋さんなら○○食材店とかね。で、いろいろ考えて仕事が一番と言う感じの会社名にしようと思いました。

仕事が一番でワークス・ワン

で、ドメイン考えるのですが、仕事が一番ですから、works-one.comです。候補に上がったのはworks-1.comとかね。しかし会社名に数字を入れるのはどうかなと思い数字の1ではなく、oneです。

このブログは株式会社知財事業研究所です

chizai.institute。後ろの部分の.instituteは研究所に付くドメインです。しかしあまり一般的ではないですね。最初は安心感からchizai.comにしてみようと思ったのですがもう既に誰かが取っていました。このドメインでwebを探したのですが見当たらないので取得しただけで休眠状態のドメインなのでしょう。もし僕が欲すると購入できるのでしょう。ここ判断が難しい処です。僕の場合はドメインを1から育て上げたい感じですので誰も取得していないドメインを探しました。

会社名を決めるとき、上記した魚屋さんのイメージです

明確に会社名と事業内容を同一にしています。で、株式会社知財事業研究所。知財を事業にする会社です。知財だけでは事業にならないのが現実です。素晴らしい知財があるにもかかわらず表に出ないのです。この理由を観察し問題を解決する会社でもあります。

で、どうするの

今から事業を起こすならドメインを考えると同時に大文字小文字表記での考察と商標出願も頭に入れておくのが良いように思います。それとロゴを意匠登録考えておられるのならそれらの表記もローマ字の大文字小文字を意識するのが善手だと思います。

まとめ

商標もドメインも商品名もサービス名も会社名も時間を掛けて少しずつ育てていくものですね。それが将来のブランドになるのでしょう。ここにその権威性なんかも必要になってくるように思います。

例えばcomドメインは世界的に有名ですから安心出来る、違和感がないドメインだとか

ドメインの売り買いが行われています。とくに3文字ドメインは価値ありとかね。外部リンクの数でドメインの価値がかわるとか。いろいろなビジネスあります。

内部リンク  弁理士山本英彦