どうされましたか
検定試験って良く聞きますが。知財や商標と関係あるのですか。
こんにちは。大賀信幸です。すべては観察から始まる。
知財の中で検定試験を解説します。知財と関係あるのって、おおありですよ。
知財 商標 ブランディング マーケティング 検定試験 書道
僕ガキの頃、読み書き算盤とか言うて書道と算盤習いに行きました。今から思えば大変ありがたいことなんですけれども。両親に感謝なんですけれども。僕人混みがまったくダメでこれは今も変わらないけれども。長続きがしない。先生の言うこと分からない。じっと机に椅子に座っていられない。
書道は全身墨だらけになる
字も書けない。僕元々左利きでそれを右手で書けと言う。字を書くのに何やらしきたりがあるようで、どうも好きになれない。何事にも基礎は必要であると分かっているような気がするけれどもそもそも芸術は習うものか。もちろん子供の頃なので芸術は習うものなんて分からないけれども何となく違和感を覚えました。
明確に言葉に出来るようになり、やっぱりこれは習うものではないのではないかとも思いました。これが僕の違和感の元のような気がします。何となく。
で、結局頂いた段位は12級
力強い字ですと褒められましたけれども。半紙によこ一と書いただけ。ま、これも今から思えば先生も何も言いようがなかったのは理解できます。
で、結局すぐに辞めることになりました
この頃の反動なのか今では自由に墨字書いてます。書いてると言うより描いていると表現した方が良いような。ま、表現は自由であるべきです。
特許庁の検索サイトで今、書道と検索してみました
商標です。全部で93件ありました。一番古いのは昭和23年次が昭和53年とあります。あとの商標はこれよりも新しい。どんな処が出願しているか、商標を持っているかと調べると、何となく聞いたことあるようなないような名前がずらり。
日本書道○○協会とか日本書道○○会とかあるあるあるって感じです
ま、書道で93件も商標があるのですから。おそらく僕の両親が僕に行かせてくれた書道教室はこの中にあるのでしょう。如何にもそれらしい名前が並んでいます。
中には財団法人とか共益財団法人とかほんまものっぽいのもあります
嘘っぽいとは言わないけれども、如何にも如何にも商売色が見え隠れしているものもある印象です。商売色出しても良いのですが、ここ微妙な処で、如何にも書道に権威がありそうな名前付けてる印象です。
別のブログに書きましたが、四天王寺は聖徳太子が興したとか
再度山はお釈迦さまが2回登った山やとか。それなりに権威を付けています。九度山もあります。お釈迦さまが月に9回登っているとかね。聖徳太子とかお釈迦さまはこの世にいません。現存している人はお釈迦様を見たことないので言いたい放題言えます。検証が出来ないからです。
それに比べたら書道の権威はそれなりに現存している人もいる
歴史上の話ではなく現在の話で尚且権威を持たせるにはどうしたら良いのか。ここ思案の為処です。で、公益財団法人を持ってきたり、如何にも権威がありそうな名前を商標登録したり。なぜなら商標登録すると誰もが使えなくなりますからね。
で、どうなるの
結局商標登録を書道の段位の権威性に使っているとしか判断できない現状です。こんな言い方すると書道に人生捧げている人怒って来そうです。
そもそも芸術に段位という順番つけるの間違ってるのではないか
書道に表現者として人生捧げてる人はこんなこと当たり前に思ってて、だから表現者として段位以外で作品を残していると思うのです。
ゆえに書道に人生捧げてる人は怒ってきません
しかし現実に書道に人生は捧げていないけれども、書道を仕事にして書道で生活している先生多くいます。
この先生の先生たる権威を守っているのが書道関係の商標でしょうね
ほんとは、商標、段位なんて当てにせず字が上手い字が下手な区分だけで良いような気もします。本人が一番分かっているのですからね。
で、どうしたの
書道に付いてだけ言うと僕は書道教室で習うようなことはまったく気にせず今、自由に字を描いています。ま、こんなことはどっちでも良いのです。
このブログは知財のブログですので知財的に言いますと、書道の段位はさすがやなぁと思います
あっぱれですね。今の時代のフランチャイズのシステムをそのまま応用しています。しかしフランチャイズの仕組みが出来る以前に日本の書道の段位があったような印象がありますね。ここが凄い処です。
で、どうするの
何かを普及させようとしたらまずは市場調査をし、需要があるかを調べた上で、次はブランディング。
つまり市場が書道のように権威を求めていると判断できればその権威に対する名前を商標登録するべきでしょう
お茶、お華の教室しかり。参考にしてみてください。別のブログにお茶、お華記載しておきます。
まとめ
僕訳も分からなく書道教室行きました。12級取れました。よこ一書いただけ。知財をうまく使っていますね。現存する割と古い事例です。書道。
内部リンク 弁理士山本英彦
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