知財 商標 マーケティング ブランディング【価値観、職業、会社名。価値観って後づけと思う。この価値観を無視できない。応用すべきであろう】

どうされましたか

マーケティング、ブランディングの視点から価値観や仕事や職業、会社名について知りたい。

こんにちは。大賀信幸です。すべては観察から始まる。

マーケティング、ブランディングの観察途中で職業や仕事、会社名にぶち当たりました。

これには日本独特の価値観があるように思います。

知財 商標 マーケティング ブランディング 価値観

価値観って自分で生まれ持っていたように錯覚します。しかしよく考えたら後天的に植え付けられたようにも思います。

何となくですが草原を歩く

森を歩く。これ気持ちいいです。海岸で海を見る。風が吹いて爽快な感じします。これらは国籍、人種、大人、子供関係なく同じように感じると思うのです。人類の進化の過程で皆そう感じているように思うのです。これも自然に対する価値観です。

戦後日本では義務教育が発展し、文盲はいなくなりました

皆文章読めます。多くの人が義務教育だけではなく高校、大学へ進学します。この過程でどういう訳か上下関係とか優劣関係の価値観が植え付けられたように思うのです。

あほな大学と賢い大学

あほな学科と賢い学科。大学格差。高校格差。この延長線上に職業格差があります。大企業と中小企業。僕この学歴とか職歴とかとは完全に無関係な処で生活や仕事してますからこれらの価値観に触れたときに違和感と驚きを覚えたのを昨日のように記憶しています。

今から2年前に速読のセミナーに行きました

本が早く読めたら良いなぁ。と軽い気持ちで参加しました。講師の先生は僕と同じぐらいの歳でした。やたら気張ってる感があって見ていて痛い感じがしました。自己顕示欲が強すぎる感じ。僕が講師を人物として観察した場合、線の弱さが見えました。ま、こんなことはどっちでも良いのですが。

ご自分でご自分の経歴を話されたとき、明治大学の経済学部卒業

で、明治大学の経済学部は早稲田大学の商学部より負けているが〇〇大学の△△学部には勝っているとか。僕自分の耳を疑いました。いい大人になってましてや人前で講師でもしようかというヤツが未だに学生のときの偏差値を引きずっていることに驚きました。こんな感じですから僕は講演内容が頭に入りませんでした。しかし僕以外の聴講生は皆真面目に聞いている。

僕はこんなヤツ大したことないと見切りをつけているのに他の聴講生は熱心に聞いている

観察しました。結論が出ました。

僕と僕以外のこの講師を含む聴講生との価値観が違うのです

つまりこの講師は僕以外のヤツに価値観を合わせているのです。学生のときの価値観を未だに引きずっているヤツをお客さんにしているのです。たまたま僕はこの価値観に紛れ込んだだけ。だからこの価値観に融合できないからあほな講師に見えたのです。逆にこの学生のときの価値観が未だにある僕以外の聴講生は賢い先生に見えたのでしょう。

とするならこの講師のブランディングは大成功です

で、僕はこのときブランディングをするには最低限の価値観の共有は必要であることをリアルに経験しました。

また最近の話なのですが分譲マンションの管理組合に出席しました

意見を求められたのです。分譲マンションは大手デベロッパーが主導し、その下で大手ゼネコンや建築会社が設計建築し完成後は大手会社がこの分譲マンションを管理するのです。僕はこの仕組を知っています。上記大手と書きましたが皆同じ系列です。つまり客が分譲マンションを購入すると管理費と修繕積立金を毎月徴収し管理費では系列の管理会社がそのお金を吸収する仕組みがあります。10年に1度の大規模修繕工事では10年間積み立てられた修繕積立金を系列の建築会社に流すのです。この図式を僕は管理組合の皆に説明しました。

で、大手管理会や大手修繕会社にお金を吸い取られないように管理会社を再度見直したらどうですかの提案をしました

別の管理会社から管理組合への価格やサービスの見積依頼をしたらどうですかと僕は管理組合で皆に伝えました。どうなったと思いますか。

僕の提案に対して管理会社を変えることを否定されました

なぜなのですかと僕は質問しました。答えとして今の管理会社以外は信用できない。エレベーターの点検費用は高すぎるので別の点検専門の会社に任せたら今までの半値以下ですよと伝えました。答えはメーカーの系列の点検会社でないともしものときどうするのか。お前責任取れるのかと詰め寄られました。

で、どうなるの

これが価値観の違いです。僕の提案はもしものときどうするのかと言われれば、もしものときにもし対応できないのであれば元の会社に戻せば良いだけ。

僕の経験上この場合のもしものときはありません

逆に言えばこの学校で習う価値観を上手く利用しているのが大手デベロッパーと大手ゼネコンと大手管理会社です。一度分譲マンションを購入するとその客からお金を吸い上げるシステムが出来上がるのですからね。

で、どうしたの

僕はいつも自分の価値観で生活しています。しかしものを販売するときや市場にサービスを提供するときは市場の価値観を最大に意識します。観察します。そして自分の価値観は横に置いておいて、市場の価値観に合致したサービスや商品を提供します。

で、どうするの

読者が何か市場にサービスや商品を提供する場合、ターゲットになる市場の価値観を観察するのが善手です。

市場の価値観を変えることは出来ない訳ではないでしょうが、相当困難であると想像できます

上記の例であれば、速読の講座名称で商標と取るとか、大手デベロッパー名、ゼネコン名、管理会社名やそのサービスで商標出願するとか。肝は市場の価値観に合わせることだと思うのです。

まとめ

人の価値観は変えることは出来ない。この価値観は学校教育で身についたと思います。市場に商品やサービスを投入するならこの価値観を最大に観察すべきであろう。

では自分の価値観はどうなのと言う問題になります

僕は市場の価値観と自分の価値観とはいつも明確に割り切って付き合っています。市場に自分の価値観を押し付けても受け入れられません。しかし少数派には受け入れられるとも思います。

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