どうされましたか
マーケティング、ブランディングを教えてください。
こんにちは。大賀信幸です。すべては観察から始まる。
マーケティング、ブランディングを研究すればするほどシャネルの素晴らしさが分かります。
具体的にはシャネルのマーケティング、ブランディングを解説します。
知財 商標 マーケティング ブランディング シャネルの5番
ブランドで有名な処は何かなぁと調べていました。シャネルがあります。1908年ココ・シャネルが創業。マリリンモンローは1926年から1962年まで生きました。マリリンモンローのヒット作は1953年の紳士は金髪がお好き。1955年七年目の浮気。1954年にメジャーリーガーのジョーディマジオと結婚、来日。来日前に新聞記者からの質問でマリリンモンローは何を着て寝ているのか。モンローはシャネルの5番とこたえました。これでなお一層シャネルとマリリンモンローは認知されました。それぞれのブランドの相互干渉ですね。その結果エピソードやストーリーとして時代を超えて残る。
時系列を見ると、シャネルは1908年。モンローの活躍は1953年です。引き算するとシャネルが創業されてから45年目のことですね。シャネルはすでにブランドとして確立。そのブランドにモンローという新しいブランドが乗ったことになります。共に女性で憧れの対象。
これ良く出来過ぎていると僕は思います。どう考えてもシャネルのブランド担当者か広告担当者が仕組んだとしか思えないのです。シャネルがお金を支払ってモンローに言わせた。何を着て寝ているの。記者会見の新聞記者も最初から仕組んでいた。
この陳腐なパターンがテレビ通販でしょう。適当に有名な芸能人が適当に何となく知っている商品を宣伝する。健康食品とか調理器具とか。それを食すと芸能人みたいに健康に美しくなれるとか。料理が美味しくつくれるとか。
古い処ではいつも出てくる弘法大師。空海ですね。悟りを開いて空と海から空海と呼ばれるらしいです。この悟りの部分も名プロデューサーがつくったとしか思えない。四国お遍路にも空海出てくる。再度山も空海出てくる。高野山も空海出てくる。皆ただ出てくるだけではなく、必ず物語があるのです。
信貴山では毘沙門天が7月3日の丑三つ時に出現したとか。この場合の毘沙門天はこの時点ではノーブランドでしたでしょう。ここからが物語なのです。この毘沙門天の尊像を聖徳太子自らが彫刻し信貴山に寺院を建て祀ったとあります。で、あの聖徳太子が祀った毘沙門天ということでブランドを確立。今では聖徳太子毘沙門天双方に影響して強力なブランドになりました。聖徳太子の時代から現在まで信貴山はブランドを維持している。その結果信貴山は信仰の対象となり人々が参拝。つまり人とお金が集まります。是非一度信貴山に登ってみてください。お金の匂いぷんぷんしている寺院です。ゆえにブランドとして成功しビジネスとしても大成功している事例です。
で、どうなるの
シャネルとモンローがブランドで相互融合して双方より強力なブランドになった。シャネルやモンローは現在もそのブランドを維持している。世界中にその名が知れ渡っている。ブランドとして確立。ビジネスとしても大成功。
テレビ通販も同じ仕組みですね。
空海を使ったブランデングも聖徳太子を使ったブランデングも同じように僕は感じます。しかしシャネル、モンロー、テレビ通販出演の芸能人と空海、聖徳太子では明確な違いがあります。シャネル、モンロー、テレビ通販はその当時、当事者が生きていたことによります。ゆえに本人の同意が必要です。同意してもらうには説得かお金が必要です。しかし空海と聖徳太子はもう随分前にこの世からいなくなっているのですから物語は書き放題で言いたい放題。どんな物語を語ってもその証拠は必要ありません。完全なフィクションですね。これらの絵を描いたプロデューサーの手案が試されます。
で、どうしたの
僕は自分でブランドを意識したのは作家になるときです。もうだいぶ前ですが。世間では僕の事など何も知りません。僕は無名です。無名の僕が本を書き、その本が売れるかどうか。これにブランドを利用しました。結論売れました。10万冊を超えました。出版の話は別のブログに記載します。
で、どうするの
読者が何か商品やサービスを始めるのならその商品やサービスそのもののブランドを確立するのも否定しません。商品名やサービス名で商標出願してください。これ必須。上記の例ならシャネルとかモンロー名で出願。で、ここからなんですが、その商品やサービスはどんな会社がつくっているのか。どんな会社が販売しているのか。どんなヤツが考えたのか。ここ最大のブランドになります。ゆえに商品やサービスだけではなくそれを世に出すヤツはどんなヤツなのかを意識してください。つまりこのブログ読者はどんなヤツとなります。ここストーリを意識してください。その過程で知財になりそうなものは出願してください。
まとめ
商品やサービスも単体ではなくそれぞれ相互にブランドを融合させるとより強力なブランドになる。またそのブランドを世に出している会社なり人はどんな人なのかがブランドになる。分かりやすいのがシャネル。そのブランド名、創業者名が同じで尚且つ女性の美を追求した創業者でデザイナーのココ・シャネルの生き方もブランドとして確立している。
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