知財 商標 マーケティング ブランディング【四天王寺。聖徳太子が建造。究極の権威性やね。今のwebマーケティングと同じ】

どうされましたか

商標の具体的な事例について知りたい。権威性。テレビ通販でもwebマーケティングでも使われている。

こんにちは。大賀信幸です。すべては観察から始まる。

知財である商標を考察してみます。権威性の大家でしょうね。聖徳太子ですから。誰でも知っている。学校で習う。名前ぐらい聞いたことある。何だか偉そうな人。

知財 商標 マーケティング ブランディング 四天王寺

僕大阪住みですから四天王寺は日常的に通ります。大阪は通称キタと呼ばれる梅田駅、大阪駅周辺とミナミと呼ばれる難波駅、心斎橋駅周辺があります。一般には新地と言えば北新地です。意外に忘れられてる感がある天王寺。四天王寺は天王寺の少し北側です。位置関係はキタが一番北で中央にミナミがあります。その南側に天王寺があります。

ミナミ

関西国際空港に飛行機が付いて電車に乗り街なかに繰り出します。一番最初に到着する繁華街がミナミです。ゆえにインバウンド客が多い。コロナ前の心斎橋では7割ぐらいがインバウンド客の印象があります。ゆえにコロナ騒ぎでその被害は莫大でしょう。

天王寺

そのミナミの南側に天王寺があります。意外に天王寺周辺は街なかにも関わらず面白い処が多い。まず天王寺公園。緑一杯。公園内の天王寺動物園。僕ここに猿山観察に通いました。今はもう猿山ありません。猿が客にうんこ投げるらしく今は檻の中に入ってます。檻と人間の間にうんこ被害に合わないように透明の板あります。何だかなぁ。少し行くと夕陽丘という地名があり地名通りの夕陽が美しい地あります。しかし悲しいかな今はラブホテル街になってます。ラブホテル街が悲しいのではなく街並みが悲しいのです。まったく美しくないのです。天王寺駅前には日本一の高さのあべのハルカスあります。どういう訳か天王寺やのにあべのハルカス。

安倍晴明

あべのは阿倍野区と言うて天王寺の南隣にあります。なぜあべのか。陰陽師の安倍晴明って映画になったでしょう。おんみょうじのあべのせいめいと読みます。安倍晴明の生誕の地なんです。阿倍野区。安倍神社もあります。京都に安倍晴明神社あります。京都市内の碁盤の目の道路を唱えた人とされています。大阪市内も碁盤の目になっています。大阪の場合は南北に通っている道を筋、東西に通っているいる道を通りと表現します。御堂筋、四つ橋筋。なにわ筋。中央大通。本町通。大阪の人は筋名と通り名を聞くとだいたいの位置分かります。この大阪の碁盤の目も安倍晴明が唱えたとしています。

四天王寺

こんな処に四天王寺があります。何だか値打ちありそうな感じでしょう。近くに一心寺あります。永代供養で有名です。週末になると四天王寺や一心寺に行列ができるぐらいのお参りの人で一杯になります。人通りには屋台も出て賑やかですよ。この四天王寺は聖徳太子が興したとあります。

権威性

マーケティング用語で言う処の権威性ですね。何だか難しそうで何だか信じることが出来そう感あります。寺院ですからご利益もありそうです。ゆえに賑やかな行列になります。マーケティング成功です。集客成功です。こんなことを現代でも難しいとされている集客の原理を今から1500年も前になし得ていたのです。

まずは、聖徳太子でしょうね

それと四天王寺。一心寺。安倍晴明神社。これは読み方も商標にしておくべきでしょう。あべのせいめいじんじゃ。

で、どうなるの

現在では四天王寺も一心寺も聖徳太子も誰もがその権威性を知っているからもうあえて商標にしなくても良いぐらいのブランドを勝ち得ています。例えば僕が僕の本名聖徳太子やでと言うても誰も信じてくれません。

僕安倍晴明やでと言うても嘘つき呼ばわりされます

ここまでの強力な権威性が欲しいから、少しでも近づきたいから、大手企業などは莫大なお金を掛けて商品やブランドの構築をするのでしょう。その中心となるのが商標です。

で、どうしたの

もし僕が聖徳太子として生まれたなら参謀をつくります

本物の聖徳太子は当然参謀がいるから聖徳太子として名を残せたのでしょうが。そして参謀に市場調査を指示します。調査の結果、人間の欲望や希望、悩みを洗い出します。それを解決する手段を皆で考えます。結論、お寺、信心、心のよりどころ。で、お寺建てました。こんな感じと思うのです。

もし僕が聖徳太子の参謀として指名されたなら聖徳太子を象徴とします

あまり人前に出しません。なぜなら人前に出るとボロが出るから。完璧な人いません。ボロが出ないように象徴だけとします。イラストでも写真でも良いです。それらを意匠登録します。聖徳太子を商標登録します。四天王寺を商標登録します。次にストーリーを考えます。聖徳太子はどのような人なのか。どんな生まれでどんな育ちか。そして武勇伝を考えます。これらを著作にします。今なら映画かユーチューブで映像に残します。同じことがfacebookで行われました。映画は大ヒット。Facebookも巨大企業になりました。Appleのジョブスも同じ。彼はユーチューブでプレゼン映像残っています。あくまで舞台の上。演出された芸でしょうね。さすがです。

で、どうするの

ブログ読者が権威性を持たせて商品を販売する。サービスを供給する。と考えているのならその商品やサービスの商標登録。意匠登録必須です。周辺の意匠登録や商標登録も必須です。市場を観察してください。

まとめ

権威性から四天王寺を観察すると聖徳太子で権威性を得、ご利益をつくり、結果週末には未だに行列が出来るぐらいのお参りがある。縁日があり。四天王寺も街も活性化する。経済が廻る。しかし今から1500年前にこんなこと考えてた人いるとは誰が教えたのか。不思議です。

内部リンク 弁理士山本英彦

外部リンク 商標検索サイト